3年生は、音楽でリコーダーを初めて学ぶ学年です。
そこで、久留米市内の、退職された音楽に堪能な先生が6名来校してくださり、ミニコンサートを開いてくださいました。
退職された先生たちも、この日を楽しみにしてあり、3年生の子どもたちにとっても、自分たちが持っているリコーダーの生演奏を聞くことができ、とても楽しい時間を過ごしました。
暑い日が続きます。
6年生の教室では、図工で、砂絵にチャレンジしていました。黒い画用紙に、色砂で絵をかきます。多くの子が、花火を描いていました。夏ですねえ。
1年生の教室では、教室前に七夕の笹が登場。子どもたちの願い事が、とてもかわいいなあ。
このように、国語でも、図工でも、理科でも、生活科でも、夏を感じる単元に入っています。ご家庭でも、「夏と言えば~」といった話をされてみてください。
「暑さで、休み時間の外遊びができません。」という放送が流れました。
仕方がないことです。子どもの安全が何より大切なことです。
と同時に、せまい校舎の中で、600名の子どもが、休み時間をどう過ごすのかが目下の課題です。
・折り紙、 ・学習用PC ・読書 ・室内遊び
などなど。
さて、休み時間は、先生たちにとって、連絡帳、音読カード、宿題の丸付けなど、その日のうちに返却しなくてならないものを整理する時間です。いっぽう、子どもにとって休み時間は、とても楽しみにしている時間です。先生たちも、なんとか工夫して、連絡帳や音読カードの整理をしながら、子どもたちの室内遊びをコーディネートしています。
代表委員会は、5年生・6年生の児童会の子どもたちが開く子ども会議です。3年生以上の各学級の代表が集まって話し合います。5月の代表委員会の議題は、「運動会のスローガン」でした。そして、6月の議題は、「スクールキャラクター2024」でした。
6月の代表委員会は、これまでと大きくちがうことがありました。それは、オンライン全児童参加型のだったことです。全ての教室のテレビに、リアルタイムで児童会の子どもたちが映り、スクールキャラクター2024を決める話し合いをしました。応募総数161点の中から全児童が選んだキャラクターが、「ひがしがめくん」です。作成者の4年生は、「カメのようにゆっくりでもいいから、少しずつ進歩していく」という願いをこめて書いてくれました。なお、カメの形は、「東」という漢字の形になっています。子どもの発想に脱帽です。 さて、この全児童参加型代表委員会は、本校のスローガン「みんなでつくろう わたしの学校」にぴったりです。東国分小学校の自慢になればなあ、と思います。
6年生が社会科で奈良時代の学習をしています。そこで、6年生の教室に、新聞紙をつなぎ合わせて作った、実物大の「奈良の大仏」の右手が登場しました。教室の天井から吊り下げなくてはならないほどの大きさです。大仏全体の大きさを想像した子どもたちは、驚きの声をあげていました。なぜ、奈良時代の人たちは、こんなに大きな大仏を作ったのでしょうか。大仏の大きさは、人々の願いの強さを表しています。社会科に限らず、体験を通して、実感を通して学ぶことの大切さ。機会があれば、今後も少しずつ紹介していきたいと思います。
さて、教科書には、こう書いてあります。
「奈良の大仏を中心に全国に国分寺を建てました。」
そして、なんと、教科書の地図には、久留米辺りに国分寺があるようだぞ!!! もしかして!
東国分小学校の学校名の由来に出会った子どもたちでした。
地域の代表の皆様に、学校運営方針を説明し、ご意見や助言をいただく地域学校協議会。1年間に3回行っています。
1回目の今日は、「東国分小の課題」について説明しました。学力面での課題は、各種学力調査の結果をもとに、7月に入って、保護者の皆様にプリントで配布いたします。私たちも、日々、子どもの学力の保障と向上に向けて、研修に励んでいきます。
生活面では、「『ルールを尊重する態度』を育てることを大切にします。」という話をしました。それは、ルールが守られてこそ、安心して生活できるからです。そして、そのことは「いじめの未然防止」に直結します。
「ルールを尊重する態度」とは、ルール違反を見つけ、友だちを注意しようということではありません。
望ましくない行動、誰かを傷つける行動が、「~禁止」という自分たちの生活を縛るルールを生みどんどんできないことが増えたりすることは、とても悲しいことです。
ルールを尊重することは、お互いの権利を相互に承認し合うことです。つまり、お互いを大切にし合うことです。このニュアンスが分かる子どもに育てたいと思っています。そして、そのために、保護者の皆様のご理解とご協力が不可欠だと思います。なぜなら、「ルールを尊重する態度」の根っこは、家庭にあると考えるからです。大人が子どもを大切にすることが、根底にあると考えます。
地域学校協議会では、地域でも、家庭でも、大人が子どもたちを大切にしていこう、積極的に声をかけていこう、という話になり、具体的な取組をすることになりました。どんな取組かは、またの機会に。
今日の給食は、沖縄メニュー。ときどき、給食は、いろいろな国や地域のメニューがでます。マーミナチャンプル、くわジューシー、ソーキそば。いつもとちょっとちがった給食。味覚での多文化理解です。沖縄県の料理は、「暑さ、台風に強い作物」「中国文化の影響」などに、そのオリジナリティーがあります。いろいろな文化を尊重し合う気持ちを育てることに、食が一役かっていますね。
さて、学校では、毎年6月中旬に「沖縄メニュー」の日があります。それは、なぜか分かりますか? 考えてみてください。
Q
本校の玄関前の花壇。花がとってもきれいです。それは、なぜでしょう。
A
環境委員会の子どもたちが、毎朝お世話をしているから。
環境委員会の子どもたちが、花壇を「夏バージョン」に植え替えました。毎朝の水やりと「花がらつみ」で、花壇の花はとっても長持ちしています。花にも命があります。毎日、花の世話をすることで、子どもたちは「命の大切さ」を学んでいます。
長さって、たし算ができる!
そのことを、池の周りの長さを測るというシチュエーションで教えようとしています。
ただ単に、1cm3mm + 2cm8mm という計算練習ではなく、問題の場面を示し、「周りの長さを調べる」という活動を通して「たし算」を教えています。また、子どもたちがパッと分かるように、拡大した図を黒板に貼っています。
5年生が田植えをしました。東国分小学校の校区は、昔はたくさんの田んぼがあったそうですね。お世話をしてくださったボランティアの方から伺いました。
子どもたちは、泥だらけにながら、田植えを楽しんでいました。それにしても、5年生のパワーはすごい! いきいきとしていましたね。
4年生の国語。説明文です。
先生は問うています。
「どうして事例が必要なのか?」
筆者が言いたいこと(要旨)は、最後の段落に書いてあります。そのことを、より分かりやすくするために、いくつかの事例を挙げて説明している、ということ。
先生は、少しでもそのことが分かるように、事例の段落を写真で子どもたちに分かりやすくしています。
アップとルーズの対比。言葉だけでなく、写真でも分かるように、先生も工夫しています。
今日は、1年生と3年生は、交通安全教室です。警察の方、地域の方が横断歩道の通り方、自転車の乗り方を教えてくださいました。
1年生にとって、警察の方から教えていただくのは、説得力があるのでしょうね。どの子も、右と左を見て、しっかりと渡ることができました。翌朝から、私が立っている横断歩道の渡り方が、いっそう上手になりました。
3年生は、この交通安全教室を受けて、自転車を道路で乗ることができる、と学校では指導しています。学校通信でもお知らせしたとおり、ヒヤリハット事案が発生していますので、子どもたちも先生たちも真剣でした。
さて、この交通安全教室で、私がとても感心したことがあります。それは、朝の運動場(写真左上)です。
交通安全教室は、運動場にラインカーで道路や横断歩道をつくり、運動場を道路に見立てて練習します。前の日の放課後、先生たちみんなでラインを引きました。
翌朝の運動場。だれも運動場で遊んでいません。先生たちは、何も言っていません。でも、東国分の子どもたちは、「今日は、交通安全教室なんだな」「先生たちがラインを引いているな」と気づき、「遊んだらラインが消えちゃうな」と考え、「遊びたいけど遊ばない」という行動ができていたのです。また、3年生は、自転車を持ってくる係の子がいたのですが、だれも自転車に乗らず、押して登校してきました。
自分たちで、きちんと判断できているな。うれしかったです。
「例えば~」と言いながら説明することってよくありますよね。例を挙げると、言いたいことがより相手に分かってもらえます。
どの学年も、国語は説明文の学習に入りました。3年生以上の説明文は、事例と要旨(筆者が言いたいこと)の関係を考える学習です。
例えば、私は、子どもたちに突然こう言います。
・大根が好き
・たまごが好き
・あつあげが好き
すると、子どもたちは、「おでんが好きなんだ」と言います。そこで、「え、なんで分かったの?」と問うと、「だって、全部おでんの具」と言います。
例えば、私は、子どもたちに突然こう言います。
・2組の学級文庫の本、きれいにならんでるね
・2組の床には、ゴミ一つ落ちてないね
・2組の黒板のみぞ、チョークの粉ないね
すると、子どもたちは、「2組はそうじが上手って言いたいの?」「2組の教室はきれいって言いたいの?」と言います。
例えば、私は、子どもたちに突然こう言います。
・図書室の本は便利だよね。
・インターネットもいいね。
・人に聞くのもいいと思う。
すると、子どもたちは、「何か調べたいの?」「調べ学習の仕方?」と言います。
このように、事例と要旨(言いたいこと)の関係を子どもたちは学んでいます。文章が長くなると、先生たちの指導にも工夫が必要です。
「全力団結 笑って終われる運動会」のスローガンのもと、3週間の練習を経て、運動会をやり遂げることができました。保護者の皆様のあたたかいご声援、ありがとうございました。子どもたちのがんばりを見て、東国分小学校の子どもたちの、素直さ、自主性、優しさを改めて感じることができました。本当にすばらしい子どもたちです。「がんばるって気持ちいいね」「がんばった友だちに拍手を送ることって気持ちいいね」と子どもたちに話しました。そして、がんばることの気持ちよさを、これからの学校生活に生かしていきたいと思います。
東国分小の運動会を初めて体験した私は、とても心を動かされたことがあります。それは、PTA役員さんをはじめ、係の保護者の皆様の心のこもったご協力です。土曜日の草取り、注意喚起のお便り作成、テントの設営、看板の設置、駐輪場のお世話、各門での立ち番、プログラムごとのアナウンス、不審者の見回り・・・。そして、運動会終了後の片付けにお手伝いいただき、あっという間に運動場がもとどおりになったこと。おどろきました。本当にありがとうございました。
子どもたちのため、学校のため。そんな思いに支えられた運動会でもあったなあと思いました。
早朝から、たくさんの保護者の皆様にお集まりいただき、学校の草取りとプールの石拾いをしていただきました。いよいよ、運動会を来週に控え、水泳の学習も来月から始まるこの期に、子どもたちのため、学校のためにご協力くださる皆様のお気持ち、本当にありがたいです。
ありがとうございました!
6年生は、運動会のリーダーです。運動会の練習で、疲れもたまっていることでしょう。しかし、だからこそ、教科の学習もがんばってます。先生たちも、運動会と授業の準備を並行してがんばってます。
さて、問題文は分数で難しそうですが、算数の学習ではなく、日常生活の一場面と考えてみましょう。単位が2つ出てきます。㎡とdLです。1㎡は、1辺が1mの正方形の広さです。1dLは、給食で飲んでる牛乳の半分くらいの量です。
この感覚を量感と言います。そして、分数の学習は、この量感がものすごく大切です。しかし、この量感は、算数の授業の中だけではなかなか育てることができません…。
生活の中で、mや㎡を身近に感じる経験。1Lや1dLや100mLなどの「かさの単位」に親しむ経験。けっして勉強ではなく「量の単位」に親しむ経験。これが、分数の学習にはとてもとても大切です。
お風呂でペットボトルに水を入れて遊んだり、食卓や冷蔵庫、スーパーなどでmLやLという単位を探してみたり、長さ比べをして遊んだり、「何メートルくらいあるかな?」と予想して測ってみたりなど、身近な生活から量を感じる体験をしてみてはいかがでしょう!
全校一斉に、人権学習を行いました。
1年生の授業では、まず、しょんぼりしている友だちの絵を見て、その子の気持ちを考えました。次に、どんな声をかけるか考えました。
友だちの表情から、その子の気持ちに気づくこと。そして、しょんぼりしていたら、どうしたのかな?と考えること。
授業の最後は、役割演技をしました。先生が、しょんぼりした様子で立っています。先生に、子どもたちは、「いっしょに保健室行こう」「だいじょうぶ?」と声をかけ、教室が、とってもあったかい雰囲気になりました。
1年生の子どもたちが、校務員の先生を囲んで、インタビューをしています。「お忙しいところ…」と前置きをしたり、事務室に入るとき「失礼します」と言ったり、オフィシャルな物言いの練習でもあるようです。校務員の先生のお仕事を尋ねた1年生。いろいろな場所を修繕したり、草刈りしたりしてくださっていることを聞いて、「うわあ、スーパーヒーローだあ」と歓声が上がっていました。その子どもたちの感性に、心があったかくなりました。
先々週苗植えした2年生のトマトがずいぶん大きくなりました。早くも、黄色い小さな花が咲き、小さな小さなトマトの実らしきものを見つけた子どもたち。うれしそうに、「校長先生、トマトがなってるよ。もうなってる。」と驚いた様子。よ~くみると、花の根本に小さな小さなふくらみがあります。大発見です。「すごいね~」と私。
すると、子どもたちは、PCのカメラでパシャリ!
今度は、私が驚く番です。「えっ、カメラ?」
手書きの観察記録、写真の観察記録、どっちがいいかなあ~。やっぱり写真ですね。記録ですから。
3年生は社会科で、校区たんけんに出かけました。それを、教室で絵地図にまとめています。先生は、東国分校区の道路を学校を中心に拡大絵図にして、教室の壁に掲示しました。そこには、子どもたちが気づいたことやどんな建物があったかが書き込まれています。
住宅が多いところ。車の通りが多いところ。お店があるところ。緑が多いところ。などなど、自分たちの生活圏を絵地図の中に書き込んでいくことで、社会科の地理的内容の基礎の基礎を養っています。
この後、校区→久留米市→福岡県→日本→世界と、同心円状に子どもたちの学習は広がっていきますが、その最初の一歩です。ご家庭でも、「家が多いところ」「緑が多いところ」「交通の様子」「高良山」「高良川」「神社」「学校」「商店」「交番」「役所」「消防署」などなど、さりげなく地図上で教えてくださると、ぐんと社会が好きになると思います。
いよいよ運動会に向けて動き始めました。昼休みに応援団の結団式が行われ、団長さんを中心に、みんなで輪になって自己紹介をしました。
応援団は、子どもの自主的活動です。6年生を中心に、話し合いを重ね、自分たちでつくった応援合戦にしてほしいと願っています。
私は、応援団の活動を見るときに、「輪になって話し合っているか」を見ます。一部の子だけではなく、全員が活動にかかわり、自分の役割を果たそうとしているかを見ます。チームワークは、集合したときの「輪」の形で分かります。だれかれとなく声をかけ合って、みんなでつくる姿を、それぞれのブロック、学年に広げていってほしいなあ。